おっちゃん徒然草

今日の起業塾は、なかなかに脳みそが疲れた。

新しい切り口、視点の移動、見せ方の手法、など、聞きなれた事ばかりだが、実際にやってみようとすると全くうまくいかない。

他の人の意見が新鮮に思える。
昔なら、たいていの事は自分の頭の中で予測がついている事を他者の口から聞くような感じの事が多かったように思うのだが、今日は、あっ、そうか！みたいな事が何度もあった。

これが脳の老化ということなんだろうか。
いやいや、老化というよりは、廃用症候群なのかも。
考えてみると、脳の運動というのはしばらくまじめにやってない気がする。使わない機能は退化する。脳も例外ではないんだろうな。

お金を稼ぐのは簡単だという講師。
それはどうなんだろうか。ホリエモンも同じような事を言ってたな、たしか。

新しい切り口を見せたもの、見せ方が素晴らしかったもの、そういう人には恩恵がある。要するに、儲かる。

二番煎じ、後追いではたいして儲からない。

儲かる思いつき、ユニークさというのは、そうそう簡単に手に入れる事が出来るものでもないように思うのだが。

頭の良い人たちでも、たくさん考えてる。紙に書いたり、シミュレーションをやってみたり。
私はそういう事もやらないで、ただただ頭の中で考えて、頭の中でシミュレーションしてみて、そしてぐちゃぐちゃに混乱して、面倒になって考えることをやめてしまう。

一度くらい素直に、言われたままに、紙に書いたりポストイットを使ったりして、思いをビジュアルに変換してみるか。

そう思いながらも、まだそこまで至っていない、などと理由をつけて、先送りにしているのが自分でも分かっているのだ。

余裕もないくせに余裕があるような気になっている。
余裕はないのだ。必ず成功するプランを、早急に練り上げなければ、言い訳だけの最低の負け犬人生しか残されていないのだ。