三流の俳優2019/05/14 11:06

百田尚樹さんが佐藤浩市さんを罵倒した件。

賛否両論出てますが、私は俳優が役のキャラクター設定に口を出すなどあってはならないと思う派です。俳優はアクターであり、演技を担当する役目です。如何に監督や演出家のイメージを体現するかが技術の見せどころです。キャラクターは演出家の仕事であり、演出家は恐らくは原作者の意図を破壊しないように気を使いながらその仕事に当たっていると思われます。

以上の通りで俳優がキャラクター設定に口を出すのはお門違いであり、越権行為です。それを許してしまう現場環境は、その俳優のご機嫌取りをしているプロ意識に欠けた集団のものです。

原作者としては、自分の作品をそのような集団に預けたいとは思うはずもなく、その元凶である俳優の存在を容認できるはずが無いのです。

ラサール石井氏が百田氏に対して「お前こそ何様だ」みたいな発言をしているようですが、「佐藤浩市のどこが三流だ」と言われている事に対する答えは、「俳優の分を弁えていない事で十分に三流」と応えたいところです。演技の技術云々以前の話だという事です。

まあ、百田尚樹さんも嫌韓コメントあたりからSNSでの文言が過激になってますから、少し冷静になられた方が角が立たずによいように思いますが、角が立たないと伝わらない、というお考えなんでしょうね、たぶん。

そういうのも、ありだろうなあ…と、百田支持派の私です。客観的に罵倒は蛇足ですが、敢えてそうやって自分が感情的だと印象操作することで、佐藤氏への非難集中を緩和する意図があるのかも。
ま、考え過ぎで間違いないところですね。

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